2つ以上の作業を同時にやろうとするとテンパってしまう。
マルチタスクができない自分が悔しい。
電話を受けながら、PC入力したり、
お客さんやプレゼン相手に話しながら、相手の反応に合わせて説明を考えたりなど、
そういう「○○しながら、△△する」といった、
いわゆるマルチタスクが苦手だったり、できないことでお悩みではないでしょうか?
マルチタスクは事務系の仕事や営業職だと特に必要とされるスキルで、
このスキルができなかったり(or苦手だったり)すると、
仕事の効率が悪く、時間が掛かったり
職場や関係者の人達を待たせてイライラさせてしまったり
そして「不器用だ」とか「仕事が遅くてトロくさい」とか陰口を叩かれてしまったり・・・
など色々と嫌なことが多いですよね。
そこで今回は、
そういったお悩みを解決できる効果バツグンな方法をご紹介します。
今回の解決策により、
お悩みのマルチタスクは、もちろんできるようになりますし、
マルチタスクができないと見くびられて、バカにされたりしなくなりますし、
仕事の効率もアップして、周りからも尊敬され頼られる「デキる人」になれます。
さらに営業成績や上司からの評価の向上により、給料のアップにもつながると思います。
なぜ、そこまで言えるのかと言えば、
今回ご紹介する方法で私自身がマルチタスクができるようになり、
そして上記のような変化を起こして来たからです。
申し遅れましたが、今回の記事を執筆したKataLibe(かたりべ@KatalibeHint)と申します。
私はコールセンターや営業職といったマルチタスクが必要とされる仕事に就いていたことがあります。
しかし、
マルチタスクがとても苦手で、仕事の効率が悪く、注意やクレームを受けたり、
職場の人から見くびられたり、陰口を言われたりしたことも多かったです。
ですが、
今回ご紹介する解決策を使って、苦手だったマルチタスクをできるようになりましたし、
職場での評価も「デキる人」に変わり、仕事の効率もアップし、給料もドンドン上がっていきました。
これは私だからできた変化ではなく、今回ご紹介する方法を正確に行って頂ければ、
誰でも再現できる確実性の高い解決策だと思っています。
しかも出来てしまえば、
「なんだ、こんなことだったのか・・・」と思ってしまうほど、あっさり出来てしまうものです。
「たかがマルチタスク」くらいの気持ちで恐れずに取り組んでみて下さい。
マルチタスクが苦手な私が実践した効果バツグンの解決策
画像出典:『鬼滅の刃』吾峠呼世晴 アニプレックス 集英社
1つの作業を「片手間でできる」くらいにする
今回の解決策を端的に言えば、「自分の注意力に余力を持たせること」です。
具体的には、
「片手間でできるくらいに練習すること」と
「注意することの優先順位付け」
の2つからなります。
順番に説明します。
まず1つ目の「片手間でできるくらいに練習すること」は
もっと身近な言葉で言えば「慣れること」です。
マルチタスクの作業のうち、1つの作業を「片手間でできる」(もっと言えば「無意識的にできる」)くらいまで練習し、「慣れ」を作っておきます。
当たり前に思われるかも知れませんが「慣れ」は今回の解決策でもポイントの1つです。
ただし、「慣れ」だけでは上手くいきませんので、ご注意ください。
しかし、この「慣れ」を身につけておくことが2つ目の「注意することの優先順位付け」で、かなり活きてきます。
有限な「注意資源(力)」に余裕を持たせる
1つの作業を「片手間でできる」くらいのレベルにしたところで、
次の2つ目の「注意することの優先順位付け」に移りますが、
これは「不慣れなことや初見のことに注意力の多くを割き、慣れていることには注意力をあまり使わない」という優先順位付けのことです。
人間の注意力は有限であり、その有限な注意力をどう配分するかがマルチタスクを行う際は重要になって来ます。
注意力を「有限な資源」として捉える考え方のことを「注意資源」と言います。
この「注意資源」の配分に優先順位をつけるのが今回の解決策のもう1つのポイントです。
人間は「慣れているもの」、すなわち「片手間」や「無意識的」にできることには「注意資源」をあまり必要としませんが、
逆に、「初めてすることや慣れないこと」には「注意資源」を多く必要とします。
もうお分かりだと思いますが、つまり今回の解決策とは、
現在できなくて苦しんでいるマルチタスクのうちの、1つの作業を練習して慣れてしまい、「片手間でできること」の1つにしてしまうことで
自分の注意資源(注意力)を他のことにも回せる余力を作り出すことなのです。
何を「片手間」にして、何に「注意」すべきか
それでは今回の解決策の2つのポイントを具体的にどう考えれば良いかと言えば、
以下のようなイメージで捉えて頂ければと思います。
「片手間でできるくらいにしておくこと」
具体例は電話対応の際の必須の言い回しや、よく来る質問など
「優先的に『注意資源』を配分すべきこと」
具体例は初めて聞く質問内容や、プレゼン時の「聴く側」の表情など
つまり、
日々の業務でルーティン化しているもの、遭遇頻度が高いものなどは「慣れておく」必要があり、
逆に、遭遇頻度が高くなかったり、毎回内容が変わるものは「優先して注意力を割くべきこと」にあたるということです。
出来てしまえば「簡単」ですし、人によっては「当たり前の話」だったかも知れませんが、
私と同じくマルチタスクができないとお悩みの方で、
上記の「注意資源」という考え方に納得できる方にとっては
効果バツグンな解決策になるかと思いますので、ぜひ試してみて下さい。
今回の解決策で得られる効果(変化)
今回ご紹介した解決策により、どんな効果がもたらされるかを解説したいと思います。
無論、マルチタスクはできるようになりますがw、それ以外の効果についてもお話します。
思っている以上に、プラスな変化が起こりますよ。
この記事の冒頭でもお話しましたが、
マルチタスクができるようになるので、バカにされたり陰口を言われたりしなくなりますし、
仕事の効率が上がり実績も上がるので、他の人から頼られたり、尊敬されるようにもなります。
要するに「仕事がデキる人」として見られるということです。
そのため、気分良く仕事ができるので、仕事が楽しくなります。
最後に:今回の解決策の注意点
「調子に乗らない」ように注意
今回ご紹介した解決策を正確に実践して頂ければ、
ほぼ確実にマルチタスクができるようになるとは思いますが、
以下の注意点もありますので忘れないで下さい。
1については、作業によっては「片手間でできるくらい」のレベルに到達するまで時間がかかる場合もあり得ますので、そういう場合も想定しておくことであり、
2については、いくらマルチタスクができるようになったからと言って、
調子に乗って新しい作業を安請け合いしてしまったりしないように注意して欲しいということです(自分がかなり苦しくなります💦)。
逃げるは恥「ではなく」役に立つ
画像出典:『逃げるは恥だが役に立つ』海野つなみ TBSテレビ 講談社
(これは「逃げ恥」)
3と4については、「人には向き不向きがある」という事実のことです。
どんなに頑張っても人間は自力では空を飛べませんし、水中で呼吸もできません。
それと同じように「頑張っても、どうしてもできないこと」は存在します。
自分が頑張ってもできないことを易々と出来ている人は、もはや「別の生物」です。
「別な生き物」に変身する努力は残念ながら実らないでしょう。
しかし、悲観する必要はありません。
マルチタスクができなかったとしても、「仕事がデキる人」になることは十分に可能ですし、
自分の長所を伸ばすことで、マルチタスクができる人達よりも活躍できる人だっています。
(それに近年では「マルチタスクができる人ほど『仕事ができない』」という説まであります)
マルチタスクができた方が仕事をする上で得であることは間違いないですが、
頑張っても、どうしてもできない時は「自分の別の可能性を発見できた」くらいの気持ちで開き直った方が、その後の戦略のために間違いなくプラスになると思われます。
今回は以上になります。
お読み下さりありがとうございました。
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