【未経験からフリーランスにはなれず】COACHTECHでフリーランスデビューはできるのか?【実体験で評判を検証】

IT

 

 

  • COACHTECHの体験者の生の声を知りたい
  • COACHTECHの評判はあてになるのか?
  • COACHTECHなら「未経験からフリーランス」を成功できるのか?

  

ITエンジニアが人気の職種になり、

それに伴って注目が集まって来たプログラミングスクール業界ですが、

未経験からフリーランス」と掲げる「COACHTECH」は

フリーランスエンジニアになって自由に働きたい

という方にとって見逃せない存在です。

 

そのような「COACHTECH」に対して、

上記のような思いを抱いている方は少なくないと思いますし、

私自身もそうでした。

 

今回はこういった要望にお応えするため、

COACHTECHを実際に受講した方の体験談をご紹介しつつ、

COACHTECHの実態や評判の真偽について

解明していこうと思います。

 

 

今回ご紹介する体験談なのですが、

スクールに対する遠慮や忖度はせず、自分自身の正直な感想を述べてもらいました

 

正直、「辛口」な内容になっています。

 

厳しい言葉も出てきたため、

当初、この体験談を記事にするか迷いましたが、

 

良い評判だけでなく悪い評判も提供できなければ、

読者の納得のいくプログラミングスクール選びの役に立てないと思い、

今回の体験談を記事にさせて頂きました。

 

体験してみて感じた

良かった点」も「悪かった点」もそのまま載せています。

 

ですので、

COACHTECHを検討中の方は必ず読んで欲しい

今回の体験談となっています

 

本記事で紹介する体験談の内容は

あくまで個人の経験や感想であり、スクールの受講生及び卒業生全てに

当てはまる内容ではありませんので、ご注意下さい。

 

 

 

最初にCOACHTECHの基本情報を確認に紹介した後、

本題の「体験談」をご紹介します。

 

「体験談」をすぐに読みたい方はこちらをクリックして下さい。

 

 

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COACHTECHの基本情報

 

項目細目
コース・スキルアップコース(就職・転職など)
・フリーランスコース(フリーランスなど)
料金・2か月プラン:250,000円(税抜)
・3ヵ月プラン:300,000円(税抜)
・4か月プラン:350,000円(税抜)
・6ヵ月プラン:450,000円(税抜)
授業オンライン

 

 

「挫折させない仕組み」に強さ

 

「挫折させない仕組み」が何重にも折り重なっているのが特徴的です。

まず、質問に対して「30分以内に回答が来るチャットサポート」という制度が用意されており、

9時~21時の間であれば、すぐに回答が来ます。

また、講師は厳選された現役エンジニアであり、特に「教えることが上手」かどうかで選抜された方々ですので、安心感もあります。

 

さらに、「徹底したスケジュール管理」の存在も大きいです。

日々の学習計画を時間単位で作成し、その進捗状況を毎日、講師に報告することになっております。

この徹底的ともいえる「挫折させない仕組み」は大きな魅力です。

  

学習レベルに応じたオーダーメイドカリキュラム

 

初回面談でプログラミング学習の目的や現在の学習状況、スキルのレベルなどをヒアリングし、

ヒアリング結果を踏まえて、

受講生一人ひとりに応じた「オーダーメイドカリキュラム」を作成してくれます。

 

※COACHTECHの

その他の特徴については以下の記事を参照してください。

⇒COACHTECHの主な特徴

 

  

ココから今回の体験談です


 

 

COACHTECHを受講した理由

 

私は元々、接客業でしか働いたことがなく、

周りの人たちと予定が合わせにくい、家族との時間も取りにくいなどの悩みを持っており、

自由に働けるフリーランスという働き方や、その働き方が実現しやすいエンジニアという仕事が気になっていました。

 

そんなある日、COACHTECHの「未経験からフリーランスに」というキャッチコピーが目に入り、

自分もフリーランスとして時間に融通の効く働き方になりたいという思いが強くなり、申し込んでみようと決意しました。

 

 

COACHTECHの良かったところ

 

4か月間のフリーランスコース

 

COACHTECHの良かったところは、

エンジニアとして働けるように、実務を想定したカリキュラムを組んでくれるところです。

 

私の場合、4ヶ月のフリーランスコースを選択したのですが、

HTML・CSSに加え、Javascript・PHPの4つの言語を使って開発を行いました。

その際に、Laravel・Vue.jsといったフレームワークにも触れることができ、特にこの知識が実務に活きていると感じます。

 

ちょっと補足

フレームワークって何?

 

フレームワークとは

Webアプリやシステムを開発するために必要な一般的な機能をあらかじめ備えている枠組み」という意味で説明されることが多いのですが、

よりざっくりと説明すると、「ひな型(テンプレ)」のことです。

 

「ひな型」である分、一般的な機能は0から自分で作る必要が無く、開発の時間やコストを節約できるので、

サービス開発の現場では、このフレームワークを使用することで効率的な開発を進めるということが一般的です。

 

しかし、自分で最初から作れないのでオリジナリティを出しにくかったり

また、「ひな型」そのものも勉強しなければならないというデメリットもあります。

 

プログラミング言語ごとにフレームワークも存在しており、

PHPであれば、Laravelなど

Javascriptであれば、ReactVue.jsなど

Rubyであれば、Ruby on Rails

など様々あります。

 

非常に細やかなサポートで挫折防止

 

また、指導に関してもCOACHTECHは細かくサポートしてくれます

正直、挫折しやすい性格なのですが、嫌でも止められない状況に追い込んで下さって感謝しています(笑)。

 

毎週面談をし、毎日の学習スケジュールを立ててもらう方が楽という人なら、無理なく学習を続けられると思います

社会人になると、何から何まで一つひとつ決めてもらって勉強ができる環境といういうのは中々無いので、

勉強が苦手な私からするととてもありがたかったです。

 

また、これからエンジニアになるにあたって、

分からないことが出てきた際の調べ方も教えてくれたことも仕事で役立っています。

 

実務で役立つ環境構築を事前に十分に学べた

 

そして、COACHTECHのカリキュラムの中でも最もやっておいて良かったと感じるのが、環境構築です。

 

プログラミングよりも何より大変だったのが環境構築でした。

特にMySQLのセットアップはエラーばかりでここが一番辛かったです。

 

しかし、スクールに通っている間に環境構築で何回も失敗したおかげで、仕事で環境構築をする際にスムーズに終えられるようになりました。

 

エラーの見方や、コマンドプロンプトの使い方なども丁寧に教えて下さり、

プログラミングだけでなく、ネットワークGitなど、エンジニアとして働く上で理解していないといけないことに関してもしっかり学べます。

 

ちょっと補足

環境構築とは?

 

環境構築を簡単に説明すると、

人間が指令(入力)する『プログラミング言語』をコンピュータが理解できる『機械語』へと変換するために必要なツールを自分のPC上で用意し、実際に使えるようにすること

を指します。

 

具体的には、

機材の調達やネットワーク配線、OSの設定、

インターネットに接続されたコンピュータであるサーバーの準備や、

データベースの管理バージョン(更新履歴)の管理など

Webサービスの開発のために必要な環境を整えること全般を指しています。

 

ちなみに本文中に出て来た、

MySQLとは「データの保管や削除、検索など」のデータベース管理システムのことであり、

Gitとは「共有ファイルなどの更新履歴を管理する」というバージョン管理システムのことです。

 

質問への回答が早い

 

他のプログラミングスクールを利用してエンジニアに転職した人が私の職場にいるのですが、その人達と話して分かったのですが、

COACHTECHは質問をした際の返答スピードも優れていると感じます。

 

分からないことをチャットツールを使って質問した際、基本的に1時間以内に返答が届いていました

他スクールを使っていた職場の人達に聞いてみると、半日に1回ペースが基本で2回質問できれば良い方と聞いていたので、速いと思います。

特にプログラミングを学び始めて間もない頃は、わからないことの調べ方が分からず、とにかく質問を繰り返していたのでありがたかったです。

 

 

COACHTECHの残念だったところ

 

「未経験からフリーランス」にはなれなかった・・・

 

私がCOACHTECHの残念だったと感じたところは、

「未経験からフリーランスに」なることができなかったことです。

 

COACHTECHは「未経験からフリーランスに」をうたい文句に掲げているのですが、

私の場合、それを叶えることができませんでした。

 

COACHTECHのカリキュラムを終えて、フリーランスを目指してエージェントに登録したり、自分で案件を探したりしましたが、

フリーランス向けの案件は基本的に実務経験3年以上、最低でも1年以上の案件ばかりで、

案件を獲得できませんでした。

 

そのため、私の場合はWeb系企業に就職し、

フロントエンドエンジニアとして経験を積んでから転職することに決めました。

 

周りにフリーランスへの転身に成功している人もいますが、

その大半は起業を考えている友人がいる人ばかりで、人脈の全くない私とは状況が違っていました。

一切コネクションが無い状態だと厳しいと思います。

 

Web系企業を目指すならカリキュラムが充実していて良いと感じましたが、

いきなりフリーランスとして働けるという期待はしない方が良いのではと思いました。

 

「未経験からフリーランス」にはなれないのか?

 

今回の体験談の方は、

残念ながら「未経験からフリーランス」にはなれませんでした(とは言えWeb系企業への転職には成功できているので、将来的にはフリーランスは可能だとは思いますが)。

 

ネット上でも見かける「未経験からフリーランスは無理」説は、本当なのでしょうか?

 

結論を先に言ってしまうと、

「無理ではないものの、現実的には非常に困難」であると言わざる得ません(ただし例外あり。後述します)。

その理由は以下の2点です。

 

まず、「そもそも案件を獲得できない」という点です。

今回の体験談の方もおっしゃっていますが、フリーランスエンジニアに向けた案件の受注条件として最低でも「実務経験1年以上」というものが多く、

実務未経験のエンジニアは、どんなに優れたスキルを持っていたとしても、

実務経験が無い」という点で、クライアントからの信頼を獲得できず、結果的に案件の獲得もできないという事態に陥りやすいのです。

 

次に「獲得できても『仕事ができない』」という点です。

何とか案件の獲得に漕ぎつけたとしても全くの未経験者の場合、

「仕事ができない」という事態が非常に高い可能性で起こり得るからです。

 

ここで言う「仕事ができない」とは「仕事の全体像が分からない」という意味です。

もっと言えば「案件の目的や各工程が(未経験なので)分からないため、仕事をどう進めれば良いかも分からず、結果的に『仕事ができない』事態になる」ということです。

 

実は、エンジニアの仕事の全工程のうち「プログラミングは2割」と言われており、

工程の大部分は「要件定義や基本設計、詳細設計」などの「上流工程」と呼ばれる仕事が占めています。

この「上流工程」での仕事は「クライアントやチームとの打ち合わせ」や「設計書の作成」などであり、これらは実務経験を積みながら理解していくのが一般的です。

そのため実務経験が無いと、「上流工程」の具体的な進め方が分からないため、仕事自体を進めることができなく(or非常に困難に)なってしまうのです。

 

以上の2点の理由から「未経験からフリーランス」になることは

現実的には非常に困難」だと言わざる得ないのです。

 

KataLibe(かたりべ)
KataLibe(かたりべ)

この2点に加えて「人脈にも恵まれなかった」と今回の方はおっしゃっていましたが、

 

通常、そういう人脈を持っている人の方が少ないので、この点については仕方がないことだと思います。

 

どうしてもフリーランスになりたい!そのためには?

 

ここまで「未経験からフリーランス」になるのは非常に困難だということを説明して来ましたので、ガッカリされた読者の方もいらっしゃるかと思います。

ただ、ガッカリするのはまだ早いです。

実は仕事によっては「未経験からフリーランス」が成功しやすいものがあるからです。

 

ITエンジニアの仕事は大きく分けて3種類あり、

Web系」、「業務系」、「Web制作」となるのですが、

このうちの「Web制作」に関しては他の2つに比べて「未経験からフリーランス」が成功しやすいのです。

 

その理由は「『Web制作』の仕事に求められるスキルレベルがそこまで高くないから」です。

求められるスキルレベルが高い「Web系」や「業務系」は、

先ほど説明したような「ある程度の実務経験があること」を前提にした案件の発注が多いので、未経験者には非常に不利なのですが、

「Web制作」では「ホームページやサイト作成」といった比較的簡単な仕事案件が多いため、

クライアントも必ずしも実務経験を発注の条件にはしていないことが多く、

それゆえ未経験者でも受注することが十分に可能なのです。

 

しかし、「Web制作」は案件の難易度が比較的低い分、

参入者が多く(飽和気味)、案件単価も安いものが多いです。

また、実務経験がある本業のエンジニアが副業として参入している場合も多いため、

熾烈な競争が強いられる場合も結構あります。

 

ですので、「Web制作」の仕事であれば「未経験からフリーランス」を成功させやすいと言えるものの、

熾烈な競争を勝ち抜くだけのスキルや戦略を身につけておく必要もあります。

 

その点COACHTECHは信頼できるのか?

 

「Web制作」で「未経験からフリーランス」を目指す場合に必要になる、

「熾烈な競争を勝ち抜くだけのスキルや戦略」を学べるスクールかどうかという点が大切になってきますが、

COACHTECHはその点は信頼できるのでしょうか?

 

未知数」というのが正直なところです。

 

というのもCOACHTECHは2020年2月から開講されたばかりであるため、

実績の絶対量が少なく、正確な検証が困難だったからです。

 

口コミや評判を調査したところ、良い評判や評価を多く見つけることができましたが、

その一方で、今回の体験談の方のような「辛口」の評価が存在するのも事実です。

(ただし、今回の体験談の方は「Web系」での「未経験からフリーランス」という極めて難易度の高い挑戦だったため、結果はある意味仕方がないところもあります)

 

他にも「辛口評価」や「悪い評判」などは無いか調べたのですが、明確にそうだと分かるものは見つけられませんでした

 

今回の体験談の方が、たまたま上手く行かなかっただけなのか、

それとも他にも同様の経験をされた方がいたのか、

本当のところは分かりません。

 

教育力もあり、若いスクールである分、今後ドンドン実績を積み上げていける可能性に満ちているCOACHTECHですが、

既に「熾烈な競争を勝ち抜くだけのスキルや戦略」を学べるという実績があるスクールが良いという方は、

RaiseTechTech Boostといった、

「Web制作」で「未経験からフリーランス」を多く成功させている実績を出しているスクールを含めて検討してみても良いかと思います。

 

 

 

 

COACHTECHに向いている人

 

「飽きっぽくて、長続きしなかった人」にこそおススメ

 

COACHTECHをおススメしたいのは、

今まで何をやっても長続きしなかった人や飽きっぽい人です。

 

COACHTECHでは、毎週面談を行い、その週で行う課題を細かく設定してくれます。

先生にしっかり学習スケジュールを管理してもらうことで、仕事が忙しくても課題を終える期限が決まっていて学習をサボらずに進められるでしょう。

 

また、普段ネットサーフィン程度しかパソコンを使わないけれどもプログラミングを学びたいという人にもおススメです。

レベルに合わせて細かく指導をしてくれることから、

あまり機械に強くない人でも環境構築を終え、一人前のエンジニアを目指せます。

 

自立して学習できる人には「お節介」に感じるかも

 

逆に、自分でスケジュール管理をして、勉強を進められる人には正直おススメしません。

 

人によっては、毎週の面談が面倒くさく感じる人もいるかも知れません。

学習スケジュールも細かく決められることから、

もっとハイペースで学習を進めたいと思う人からすると、もどかしさを感じてしまうかもしれません。

 

面倒なところは「殆どおまかせ」で、勉強に集中したいという人にはとてもおススメですので、ぜひ検討してみて下さい。

 

 

 


いかがでしたでしょうか。

 

「辛口」の体験談でしたが、

COACHTECHを実際に受講した人の数だけ、経験も思いもあるかと思いますので、

今回の体験談も紹介させて頂きました。

 

COACHTECHは細やかなサポートなどの「挫折させない仕組み」に定評があり、

そのサポート力により、着実に実力を身につけて、転職やフリーランスに成功できている人も多く

それを反映した良い評判や口コミを多く見つけることができます。

(今回の方もWeb系企業への転職には成功できています)

 

しかし、その一方で、

今回の体験談のような「悪い評判(口コミ)」もあることも、また事実です。

 

調べた限りでは、今回の体験談以外では明確に悪い評判だと判断できるものは

見つけることはできませんでしたが、

今回のようなケースもあり得るということは覚えておくべきでしょう。

 

ただ、これはCOACHTECHに限った話ではなく、

他のプログラミングスクールでもあり得る話だと思われます。

 

ですので、今回の体験談のような失敗をしないために

 

何に重きを置いて、何を捨てても良いか

 

というプログラミング学習やスクール選びの軸(優先順位)を

自分自身の中で明確にした上で、

複数の手段(スクール)を比較検討することが大切です。

(詳しくは以下の記事で解説しています。)

 

 

今回の体験談が伝えてくれた貴重な情報や思いを活かして、

自分自身が後悔しない「賢いプログラミングスクール選び」をしましょう。

 

 

今回は以上になります。

お読み下さりありがとうございました。

 

 

 

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